浅い夜の浅草寺 朱色のライトアップ MINNOLTA H-Matic EレンズとSONY A7s
浅草寺は観光地浅草の中心にある巨大なお寺で普通の質素なお寺とは違い、本堂前に巨大な灯篭が吊るされ、24時間参拝が可能で、境内には無数の屋台が並んでいる、神社のお祭りのような賑わいのあるお寺です。そして浅草寺は日本人や外国人観光客などいつも多くの人が訪れています。特に近年は、着物に着替えてデートや自撮りを楽しむ若者が多く訪れており、100年前の若者と同じような行動をとっていることに面白みを感じます。 さて、ここで使用しているHi Matic E レンズは、夜間の撮影にはあまり適していません。街灯の光が差し込むと、レンズフレアやゴーストが多く発生ます。対策としてレンズフードを使用しますが、効果は限定的です。しかし、レンズは僕にとってエフェクターです。きれいに撮影できればいいというのではなく、レンズが偶然に作り出すちょっとした色の違いや光線の違いや、時にはフレアもゴーストも、周辺減光も、オールドレンズの望ましいエフェクトとして好意的にとらえています。完璧でないことそのものがオールドレンズの醍醐味ではないでしょうか。 ちなみに夜景撮影はSONYのA7sを使っています。